2011年1月26日水曜日

SINGLE WOMEN



1976年のアメリカ版「Harper's BAZAAR」事情 ...

できる女だからこそ何かを企むアナ・ウィンター編集長。「SINGLE WOMEN」と題された2ページにわたるエディターを紹介するコーナー。
今となればファッション誌にエディターが登場するのは普通なことだが、70年代後半では早々なかったことなのだ。そんななか、アナ・ウィンターを含む当時のアメリカ版Harper's BAZAARに勤務していたシングル・ウィメンたちがエディトリアルページに登場したのだ。もちろん、誰にも負ける気がしないアナ・ウィンターは、腕を組み最前列の真ん中のポジションを陣取っていたのだ。「BAZAAR」というロゴを隠すかのようね。さらに一人だけジャケットを羽織っているとは。当時の彼女に会ってみたい。

「VOGUE」までの通過点、彼女は楽しく暮らしてきたのか?
それとも、戦いだったのか。

ミーティングに参加しては一言も発しないで、不機嫌そうにただ座っているだけ。
誰とも話したくなかったのか?
それとも、誰とも自身のアイデアを共有したくなかったのか?
それとも、話してもしょうがないと思っていたのか。

20代後半の頃の彼女に会ってみたいものだ。

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